システム情報第7研究室(FY2019~)
東京大学大学院情報理工学系研究科システム情報学専攻システム情報第7研究室は、2019年4月にスタートしました。
光を中心とした自然系を活用した知的機能の創造ー光コンピューティングーを中心として、現在は次のような研究に取り組んでいます。
- 光を用いた意思決定
- レーザーカオス、近接場光、エンタングルメント光などを用いた知的構造の構築
- コンピュテーショナルイメージング
- 光学とコンピュテーションの融合による新たなイメージングの創造
- 自然系の特長を生かす新しいシステム構造
- 高精度時刻同期を用いた遅延保証ネットワーク
光・フォトニクスを基礎にしながら、システムアーキテクチャ、モデル理論、実験などの手法を駆使し、新たな機能システムの創造を目指しています。
具体的な研究は、プログラミング、数理モデル、数値シミュレーションから、実際の光を用いた実験まで各種手法を柔軟に用います。システム・数理に基盤とした新たな世界を一緒に創っていきませんか。もちろん、光・物理に興味がある人、大歓迎です。
また、CREST「光意思決定」プロジェクトを中心に、光カオス、ナノ光学、先端光材料、光デバイスなど強力なパートナーとの連携、さらには圏論などの現代数学の最先端の数学研究者との密な連携、さらにフランス(グルノーブル)などの強力な国際協働研究も特徴としています。
時刻同期のネットワーク研究では、NEDO「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業(先導研究)」の支援を受け、大きく発展させようとしています。
数理モデル、理論基盤についても重視しており、大学院において講義「圏論的システム論の探求」(成瀬)を開講しています。